令和2年度通常総会に於いて就任された玉置篤新会長にお話を伺いました!!
 

★玉置会長の顔写真

【会長就任にあたり、県内中小企業組合並びに組合員企業の皆様にご挨拶をお願い致します】
 和歌山県機械金属工業協同組合から、この度和歌山県中小企業団体中央会の会長に就任致しました玉置篤です。10年ほど前から青年部組織である和歌山県青年中央会を通じ中央会の事業に参画してまいりました。
 見た目はともかく、1966年生まれの現在54歳で、おそらく各県の中央会会長の中でも最も若い部類入ると思っています。
 歴代の会長と比べると非力非才が際立ち、少し若いだけが取り柄の人間ですが、「おい玉置!」と気軽にお声をかけていただければと考えています。ぜひ、中央会に対する苦言・注文を聞かせてください。


【会長に就任されましたが、今のお気持ちは】
 新型コロナウイルス感染症で先行きが見えない中での就任ということで少し戸惑っています。通常の事業運営もままならない中、会員組合の皆様がどのような現状なのかが大変心配です。
 ただ、前会長の妙中清剛様をはじめ歴代会長や役員、会員組合の皆様、職員の皆様が支えて発展させてきた中央会です。必ず更なる発展ができるように最大限の努力は惜しまないつもりです。


【中央会の今後の取り組みについて】
 会社、事業所単位で所属する他の経済団体と違い、中央会は業種単位で所属する組織でそのとりまとめ役を担っている団体となります。従って、中央会の事業に参加して頂くと必然的に異業種交流、産業同士の交流ということになります。
 企業経営にとって必ず必要なこととは何でしょうか?「人・モノ・金・情報」とよく言われますが、中小零細企業が決定的に足りないのはこれらを効率よく活かす「戦略・戦術」だと考えます。
 私が今まで中央会活動の中で実践していることは、異業種・異分野の方々のお話を聞き、「ああ、今この業界はこういう状況で、こんなことに取り組んでいるんだ」という情報を入手することです。この情報を自分なりに整理・分析して自社の「戦略・戦術」落し込むことで経営の道標としてきました。
 青年中央会の会長をしていたときの経験ですが、青年部役員会への参加率が悪い組合の青年部長に話を聞いたことがあります。その方が参加できない理由として「バブル期に隆盛を極めた産業が今は大きく衰退している」「従業員の高齢化が進み将来が不安」「新規雇用をしたいが昔からの徒弟制度では来てくれる人がない、来てくれても給料が払えない」「自分が会社を空けると仕事が進まない」ということでした。
 この手の悩みは彼の会社に特有なことではなく、長くビジネスを続けている会社の共通の悩みです。本来なら「市場が自社の業態の革新を求めている」と考え「他の人達は一体どうのようにしているだろう?」という動機から「情報収集」を始めるべきと思いますが違うでしょうか?
 中央会が今後取り組むべき課題は、当会の特徴である「異業種・異分野交流」を足掛かりに国・県等関係行政機関や上部団体などの施策の利用を促進、業態変換を迫られている中小零細企業に「戦略・戦術」の重要性を啓発し、その実行をサポートする仕組みを事業に取り込むことだと考えています。特に若手経営者・後継者が参画する事業を実施できれば、将来の組合のリーダーシップをとれる人材に成長すると思います。
 新型コロナウイルス禍がいつ終息するかわからない現状を考えると、他府県より大企業の事業所が少ない和歌山県では中小企業の活性化が県勢の浮沈を握っています。
 まずは、「異業種・異分野交流」のハードルを低くし、気軽に参加してもらいやすい事業を数多く実行できるようしていく所存です。


【会長ご自身の会社〔株式会社小松原〕について】
 当社はいわゆる「機械屋」です。和歌山の地場産業であるプリント捺染業界で使用される「染色整理仕上げ機械」が生業となりますが、残念ながら現在は「衣料繊維機械」は売上の10~20%程度で、「炭素繊維・ガラス繊維・不織布等の非衣料繊維機械」「二次電池用素材の処理装置」「スマートフォン等の画面を構成するフィルム素材製造装置」「自動車用のウエザーストリップ(窓枠・トランク周りのガスケットの総称)の製造装置」などに製造品目が移り変わってしまいました。40名程度の小さな会社ですが、上述した装置を営業・設計・製造、アフターサービスまで行うメーカーです。一応、私は機械設計技術者というエンジニアとなります。
 現在は和歌山市の築港と西浜で3ヶ所の工場を運営していますが、2022年に和歌山市加太の「コスモパーク加太」に社運をかけて進出予定です。
 当社の装置は「素材産業」向けの装置で、みなさんはおそらく一生見ることができない工場の奥の奥に設置される装置です。ご興味のある方は、工場をおたずねください。守秘義務の範囲内ですがご案内します。


【休日の過ごし方〔趣味等〕について】
 下手ですがゴルフが唯一の趣味となります。大体、年60ラウンドぐらいはこなしますかねぇ~。アスリート系のゴルフとは対極をなす付き合いに特化したゴルファーを自任しています。
 これからは少し文化的な趣味にも進出したいと考えています。私の自宅に昔からちっぽけな茶室があるんですが、だれもお茶の嗜みがなく無駄にメンテナンスだけを続けているだけなので、是非お茶を習ってみたいな・・とずっと昔から考えている次第です。