ふすまについて

 ふすまは木と紙で作られた日本古来のものです・・・

 ふすまは約1000年の歴史をもつ、日本の気候に最適の建具です。



和ふすまの特徴
 ふすまにとって一番大切なのはその芯材です。現在は様々な芯材がありますが、”和ふすま”は木製の組子骨(障子の桟のように木を組んであるもの)を芯材に使用しています。
インテリア素材  和ふすまは、襖紙の張り替えはもとより、縁・引き手の取り替えで新品同様になり、長期にわたり使用可能です。 また、各部材のバリエーションも豊富で、組み合せで様々な部屋の雰囲気作りが楽しめます。
湿度調整機能  和ふすまには建具としての機能はもとより、室内の湿気が多いときには湿気を吸収し、 乾燥時には湿気を放出する湿度を一定に保つ機能があります。つまり、呼吸する生き た襖です。
 また、敷居で間仕切りをしているので、押入れの中にほこりが入りません。
人と地球に
 やさしい襖
 科学製品を極力使用していないので、万一の火災時にも有毒ガスは発生しません。 また、張り替え時には上張りだけを張り替えるだけでよいので経済的です。

取扱い上の注意点
 下記のような不具合点がまれに発生することがありますが、これも襖が呼吸している証拠です。 どうかご理解いただき、ふすまと上手くつきあって健康的な生活をお送りください
   ・ 梅雨の時期等で襖紙が湿気を吸収し過ぎ緩む事がありますが、天気になり湿度が下がると自然に回復します。
   ・ 引き違い襖で、襖と襖がこすれる事がありますが、これも湿気を吸収し過ぎた為です。片方をはずし干しておけば間もなく回復します。




ふすまの新調・張り替えについて

ふすまは本来、何度でも張り替えができる建具です。古くなったふすまを張り替えるだけで部屋が明るくなり、清潔感が一層増します。
子供部屋には破れないふすま等、用途に合わせたふすま下地が開発されており、成長に合わせて部屋の雰囲気作りができます。
張り替えとは、ふすま表面紙のみの張り替えなので、安価で部屋の模様替えができます。

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健康住宅について
健康住宅とは・・・
  明確な定義はありませんが一般的に以下の点が考えられます。

    建材に化学物質を極力使用していない
    風通・換気がよい
    やはり住む人が健康で快適に過ごせる

なぜ健康住宅・・・?
  いまさらですがこれから求められる快適な住宅の流れです。
 いままで住宅に求められたキーワードは

「夏は涼しく、冬は暖かく」
「省エネルギー」
「低価格」

 等が考えられます。しかし肝心の住む人の「健康」についてはあまり求められなかったように思います。
  快適・省エネ・低価格健康よりも優先されてきました。

 結果「高気密・高断熱化」(熱を放出しないように)が進みました。
 しかし、部屋の換気は換気扇等に頼らねばならず逆に通気性が悪くなりました。

 通気性の悪い部屋は、  
   防腐・防カビ・防虫剤中の化学物質で部屋の空気が汚染され、
              住人の健康を害する場合が発生してきたのです。

 快適さにとらわれすぎて逆に健康を害する事となります。夏によくあるクーラー病みたいな現象です。  
 電車の冷房車にも弱冷車があるように、住居も快適さと健康のバランス考えましょう。

換気と健康建具で対策を・・・
 住人が健康であるためには、換気扇だけでなく窓を開け充分な換気を心がけることです。 これにより部屋の化学物質の濃度が減り汚染が防げます。

 その他ふすま紙を張替えるのも対策のひとつです。ふすま紙は和紙でできていて空気中の化学物質を吸着する性質があります。
ふすま下地は通気性がよく湿気を吸収・放出する湿度調整できるものにすると、腐りカビを防げます。

 ふすまは建具の中でも手軽に張替え・入替えができます。今では構造や素材でふすまも様々あります。ふすまの特徴効果を一度確認してみては・・・。



ふすまの芯材について

和骨製品一覧 チップ芯製品一覧 ハニカム襖製品一覧
当社製襖芯材の種類と特徴
 この他にも様々な芯材が開発されています。

ふすま(芯材)の効果


湿度の調整機能
 初期状態より湿度90%と30%でそれぞれ24時間放置した実験
                                            (温度30℃)
試験建具 湿度90%時
1cm2あたりの吸湿量(g)
湿度30%時
1cm2あたりの放湿量(g)
1cm2あたりの増減量(g)
チップ芯下地
 (当社在庫仕様)
0.00624 -0.00171 0.00795
備長炭付
    チップ芯下地
0.00579 -0.00174 0.00753
ハトロン下張り紙
    チップ芯下地
0.00429 -0.00115 0.00544
スチロール下地
 (当社防音襖下地)
0.00094 -0.00018 0.00113
普通フラッシュ
 (一般的なドア)
0.00052 -0.00003 0.00055
 上記表は1cm2あたりの比較ですが、これらを通常の建具サイズ1枚分に換算すると湿気の増減量はチップ芯下地で約240g、フラッシュドアで約17gとなります。
 ふすまの場合、芯材に上紙も張ってあるので、実際部屋の中ではこれ以上の調湿機能があると考えられます。 但し、上紙がビニールの場合は効果はほとんどありません。


ふすま紙の吸着機能
 ふすま紙の色が変わってくるのはなぜ?
 ふすま紙は時が経つと色が変わってきます。日に焼けるという事もありますが、ふすま紙は和紙でできております。和紙には空気中のほこりや科学物質を吸着する性質があり、 部屋の中の化学物質やホコリ等を吸着し、色が変わるのです。
 タバコをよく吸う部屋は色の変わり方が著しいのはそのためで、ふすま紙は部屋中のタールやアンモニアを吸着しているのです。
 このようにふすま紙は科学物質の吸着機能による部屋の浄化作用があります。色の変わったふすま紙は、張替えるとその吸着機能を取り戻し、また部屋を浄化します。 変色した壁紙等を張り替えるよりも手軽で経済的です。

ふすまのQ/A
 ふすま紙がたるんでいるのはなぜ?
 ふすまの効果である調湿作用の為で、部屋の湿気を吸収しています。湿気を吸収することにより結露やカビの発生を防ぎます。 たるんだふすま紙は、部屋の換気をすれば湿気を放出し元に戻ります。詳しくは湿度の調整機能参照
 ふすま紙の色が変わってくるのはなぜ?
 ふすまの効果である浄化作用の為です。詳しくはふすま紙の吸着機能参照
 張替え時期の目安は?
 部屋の使い方にもより様々ですが、5年を基準に、タバコ等で変色がひどい場合と、きれいに使用した場合とで±2年程度だと考えます。
 紙の色が変わって紙がパリパリになってくたびれているもの(お化け屋敷のような)はその部屋で生活するなら絶対張替えをおすすめします。
 破れのひどいふすまは張替えではだめ?
 猫等が引っかいて中の下張り紙まで破っていたり、一部貫通していたりするものでも張替えは可能です。良心的な表具店では骨の補修等は無料でしてくれると思います。 但し、新喜劇のように襖に体当たりした場合はわかりません。(ムリかも)
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