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 2.生活者にやさしいすまいづくり 廊下編(20000419)

廊下は歩行に使われるところのため、特に安全性を考慮しておきたいところでもある。チェックポイントとしては次の通り。

(日)とっ手は大きく操作しやすい形状とし、できるだけ小さな力で開閉できる
  ものとする。
 
(月)廊下幅は、車いすで家の中をまっすぐ通る時は、有効幅が七十五センチあれば
  通過できるが、 慣れが必要となってくる。手すり付きの廊下だと八十五センチ
  以上確保する必要がある。

(火)戸の下枠および床には段差を設けない。

(水)手すりを取りつける場合は、下地の位置に注意が必要。そして、手すりの高さは
  床面から七十五センチプラスマイナス五センチとする。手すりは、握りやすいよう
  に壁面よりの空きの確保と形状(円形)に注意すること。

(木)床仕上げは滑りにくい材料とする。カーペット、畳、コルクタイルなどで毛足の
  長いカーペットは、車いすのキャスターの動きを阻害するので注意が必要。

(金)照明設備は安全上十分な照度を確保することが大切。
  球の交換などのメンテナンスを考慮した考えが必要。

スイッチは、明かり付きのワイドタッチ式(普通のスイッチよりかなり大きい)のものとし、床面から九十センチ以上百二十センチ以下の高さが良いようだ。そして、三路スイッチ(廊下の両端で照明を点滅できる)は、かなり好評だ。 コンセントは常に抜き差ししないものを除いて、床面より四十センチ以上百二十センチ以下の高さが望ましい。
 次回は寝室について述べる。 (フジ設計代表)

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