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 1.生活者にやさしいすまいづくり 台所編(20000524)

寝室から車いすで台所へ移動します―。
 まず、台所で大切なことは、車いすの使用者がその作業の中で回転できるように、直径百四十センチ以上の安全に作業できるスペースを確保できるようにすることが大切です。
足の部分が入るフットレス・スペースがあれば、なお好都合だと思います。フットレスが確保されておれば、回転スペースに含められるので、スペースを有効に利用できます。 あとは、それぞれの身体寸法、体の状態に合わせた作業台や収納棚を取りつける方が良いでしょう。
 つり戸棚などで頭より下にくる開き戸は危険で、簡単に開かないような工夫が必要でしょう。
 水洗いの時は、片手を伸ばし蛇口を指先でひねって閉めるので、水栓器具は、楽に手が届き、開閉操作が簡単にできるものを選ばれると良いでしょう。
 今、台所の状態を冬とします。魚を焼いている時、換気扇を回しながらの作業となるので、足元を暖める補助器具を設けるのが良いでしょう。
 台所は、いろんな熱源が集中しているところなので、ガス漏れ警報機・消火器・簡易スプリンクラー・立ち消え安全装置などを設置する方が良いでしょう。
 台所の位置のチェックポイントでは、玄関・洗面脱衣室・浴室・居間・食堂および主寝室はできるだけ同じ階に配置することです。「図3」は、私が年配者のために配慮して設計した家です。

 次回は洗面脱衣室・浴室です。(フジ設計代表)

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