総合化事業計画

 6次産業化の総合化事業計画とは、農林漁業者等が、農林水産物及び副産物の生産及びその加工又は販売を一体的に行う事業活動に関する計画を策定し、農林水産大臣が認定する制度です。
 認定を受けると、新商品の開発や加工設備、直売所の設置等に取り組む際に、融資や交付金等の支援を受けることができるなどの各種メリットがあります。

認定を受けるための要件

  1. 事業主体
    農林漁業者(個人・法人)または、農林漁業者の組織する団体(農協・集落営農組織等)が行うものであること。(加工・流通業者等を「促進事業者」として位置づけることも可能)
  2. 事業内容
    1. 自らの農林水産物を原材料とした新商品の開発・生産、または需要の開拓
    2. 自らの農林水産物を原材料とした新たな販売方式の導入、または販売方式の改善
    3. 上記を行うために必要な生産の方式の導入および改善
  3. 経営の改善
    1. 対象商品の指標
      農林水産物および新商品の売上が5年間で5%以上増加すること
    2. 事業主体の指標
      農林漁業および関連事業の所得が、事業開始から終了までに向上し、終了年度は黒字になること

認定までの手順

STEP
構想の具体化
3~5年後の、目指す経営の姿
何をするのかを決める
STEP
事業内容、販売・資金計画等を具体化
プランナーによる個別相談等
STEP
認定申請書の作成
プランナーによる書類作成サポート
STEP
サポートセンター・農政局地域センターを経由して近畿農政局へ提出
審査を経て認定